薄毛対策は正しいシャンプーから
お顔の手入れでクレンジングが大事なように、頭皮ケアでもきちんと汚れを落とし、地肌や頭皮を清潔な常態に保つことが基本です。
いくらよい育毛剤を使用しても、毛穴が詰まっていたり、清潔な状態でなければ効果は半減してしまいます。
でも意外とそんな基本的なことって忘れがちなんですよね。
育毛剤や化粧品で栄養や美容成分を与えることも大事ですが、清潔な肌、清潔な頭皮で使用してこそその効果が発揮されます。
多くの場合、女性ホルモンが減少し始める30代後半から、すこしづつ髪の毛に変化が出てきます。パサつきなどの潤い不足や、分け目や地肌が気になってくるのもこの頃からです。
早めにヘアケアを始めることで5年後10年後の髪の毛に差が出てくるので、まずは正しいシャンプーで薄毛抜け毛を防ぎましょう。
正しいシャンプー方法
ブラッシング
シャンプー前に、ブラッシングを行なうことで、ごみやホコリを軽く落とし、髪のもつれを解いておきます。
汚れを浮かし、頭皮の血流も良くなるので薄毛予防に効果的です。
シャンプーの泡立ちもよくなるのでシャンプー前の習慣にしましょう。
予洗い
充分な予洗いはシャンプーの基本。
ぬるめのお湯で1分以上かけて、ていねいに予洗いを行ないます。
予洗いの時点でホコリや髪の汚れの大部分を落とすことができます。
予洗いを充分に行うことでシャンプーによる頭皮への負担が軽くなるので抜け毛や薄毛を予防することができます。
ちなみに熱いお湯での予洗いは頭皮が乾燥してしまい、薄毛の原因になるので注意しましょう。
シャンプー
手に取ったシャンプーをそのまま髪に塗布するのはNG。
でも意外に多いんですよ。髪の毛をちょっとだけぬらして、シャンプーをそのまま髪につけて洗う人。
これからは、シャンプーを手に取り、ぬるま湯で充分あわ立ててから何箇所かに分けて塗布し、指の腹を使ってやさしく洗っていきます。
爪を立てると地肌を傷つけるので、指の腹でやさしく洗いましょう。
予洗いだけでは皮脂を落とすことができないので、頭皮の汚れを綺麗に落とすようイメージしながらていねいに洗い上げていきます。
すすぎ
すすぎはとても大切です。
シャンプー剤が残らないよう、しっかりすすいでいきます。
シャンプー剤が残ると頭皮への刺激になったり、ふけの原因になり、髪の毛全体、ひいては薄毛の原因になります。
シャンプーにかける時間以上、すすぎもしっかり行ないましょう。
頭皮マッサージ
シャンプーできれいになった頭皮を、清潔な指で軽くマッサージしていくと、血行がよくなり育毛効果があります。
もちろん育毛効果と共に薄毛を予防する事もできるので、シャンプー後のマッサージは習慣にしたいものです。
髪の毛の成長ホルモンが分泌されるのはよる10時〜午前2時。そのためシャンプーとマッサージは就寝前に行なうのが育毛効果、薄げ予防に効果的です。
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